Love Choice 12
さちえと康史が付き合って
半年が過ぎたとき
2人は婚約指輪を
買いに行った。
私はそれを聞いたとき
え?!?!?
いいの?!???
結婚していいの?!?
と内心思った
さちえは腹をくくったらしい。
康史のそういう性格も受け止めて
私はもう結婚しようと思った
と、さちえが言った
だから2人で指輪を買いに行ったらしいが
そこでも事件が起こった
2人で指輪を見ているとき
もちろん店員さんが色々と対応してくれる
その対応してくれる店員さんに対して
康史はすっごく傲慢な態度をとったらしく
その対応がさちえはすごく恥ずかしかったらしい。
康史「この指輪いくらなん?」
「おお〜さちえこれもええんちゃう?」
「こっちもええやん。」
「好きなの選び」
「なんなら好きなの全部買ったるで」
そういうことを大声で言う康史の
隣りにいるのがすごく嫌だったさちえ
(そんなお金もないのに・・・)
さちえはあまりに恥ずかしいので
康史に
さちえ「こういう場所で大声で喋らんほうがいいよ」
っとこっそり康史に言ったら
康史はまたその言葉に腹がたったみたいで
喧嘩口調でさちえに言い返してきたらしいが
さちえは店の中で喧嘩するのが
みっともないから
さちえ「また見に来ます。ありがとうございました」
と言って店をでたらしい。
店を出た後、康史をなだめるのに
苦労して
最悪な婚約指輪選びだったそう。
さちえは私に
さちえ「普通指輪買いに行くカップルが店で喧嘩する?」
「本当にはずかしかった。しかもいい歳した大人が」
わたし「康史が普通じゃないからな・・・」
さちえ「本間にそれやわ」
わたし「それで結婚して大丈夫?」
「先が怖いわ。いつか殴られそう」
さちえ「本間やな〜でも腹くくったから」
わたし「腹くくって結婚するもんなん?」
さちえ「ここまできたらなあ・・・」
わたし「結婚してから余計身動きとられへんくなるで?」
「余計自由奪われそう」
「結婚したら康史はさちえの意見とか」
「全くきかんくなるやろうし。我慢しかないやん」
「結婚って幸せになるのが結婚じゃないの?」
「私はそういう結婚をしたいけどね」
さちえ「そやねん。わかる。私もそう思う」
「でもちょっとは康史変わってきてるねん」
「人ってそんなすぐには変わらんやん?」
「ゆっくり変わってきてるから私が気長に待つ」
「変わってきてなかったらそりゃ別れるよ」
わたし「そっか〜さちえがそう思うならいいけど〜」
さちえ「またなんかあったら連絡するわ」
わたし「わかったーあんま無理しなやー」
さちえ「ありがとうー」
そう言って電話を切ったが・・・・
今後の2人はどうなるやら。
心配しかない私。
このまま2人が結婚して
幸せになると思いますか?
年齢にとらわれて
焦って結婚する。
焦りは冷静な判断が出来なくなる。
女性はいつでも年齢に縛られる
出産のこともあるし
育児のこともある
歳をとれば体力も落ちるのはたしか。
みなさんはどういう
結婚をしたいですか?
人生において
結婚は第二のスタートだと
私は思います。
結婚=スタート地点
続く→