Love Choice ２４

佳織はどうしても

綾香のことが許せない。

佳織は行動に出た！！！

洋介に気付かれないように

洋介の車に録音機を仕掛けた。

そして洋介がお風呂に入っている間に

綾香と洋介のメールのやり取りを全部

コピーし自分の携帯へ転送した。

浮気の証拠を全て揃えるために。。

佳織はその証拠を持って

綾香に会いに行き

佳織「浮気の証拠は全部ある。」

　　「洋介との浮気を今止めてくれたら」

　　「浮気のことはなかったことにする」

　　「もし、洋介との浮気を続けるのであれば」

　　「この証拠を弁護士の所へ持っていき」

　　「あなたに慰謝料を請求する」

佳織はイチかバチかの掛けに出た。

綾香はそれに対して

綾香「それでも洋ちゃんのことが好き」

と、答えた・・・・

佳織は呆れ果てて

言葉も出なかった。

佳織は本当にこれで

綾香が洋介と縁を切ったら

綾香のことを許すつもりだったけど

佳織ももうここまで言っても

聞かないなら

本気で戦う決意をして

弁護士事務所へ行った・・・

その後私は洋介と喋る機会があった。

洋介「佳織が綾香に慰謝料請求してきた」

わたし「知ってるよ、佳織から聞いた」

洋介「あいつ綾香に５００万請求しやがってん」

　　「そんな大金払えるわけないのに」

わたし「でも佳織はわざわざ綾香に会いに行って」

　　　「もう止めて欲しいっていったんやろ？」

　　　「そこで止めへんかったあんたらが悪いわ」

　　　「慰謝料うんむんより法律的にあかんことしてたのは」

　　　「あんたらやからなんも言われへんやろ」

　　　「ほんで、どうするつもりなん？」

洋介「慰謝料高すぎる」

　　「佳織と俺が話しする」

　　「綾香に慰謝料請求して俺にはなんにもないし」

わたし「まあそこはしっかり話し合ったら？」

そんな話をして

時が経ち

綾香から連絡が来た

綾香「弁護士たてられて慰謝料請求されてん」

わたし「そうなん？ほんでどうするん？」

知らないふりをした私

綾香「始め５００万請求されて、洋ちゃんが佳織さんと話し合って」

　　「３００万に下げてもらってん」

　　「やから３００万返していくことになった」

わたし「えええ？！そうなん？？」

　　　「３００万でも大変やなあ」

　　　「洋介が払うとか言わんかったん？」

綾香「洋ちゃんとはもう縁を切るっていう契約で・・」

　　「洋ちゃんとはもう連絡とってない」

わたし「ええええー！１人で返済で」

　　　「しかも洋介とも終わったってこと？」

綾香「うん・・・」

　　「なんかこれで目が覚めた」

　　「ホンマ自分の感情だけで動いたらあかんな」

わたし「まあ不倫をしてたからね」

綾香「不倫はあかんわ」

こういう状況ならないと

気づかないもんなんか〜っと

思う私・・・・

私は綾香にどう言っていいかわからなかった・・

綾香は若いうちに

借金を背負うことになり

好きだった男とも別れることになった。

一方洋介はどうなかったかというと・・・・

佳織との話し合いが続いていた・・・・

続く